あらすじ
「じゃあ、夏休み……あたしと一緒に行っちゃう?ちょっと、取材旅行っぽいやつさ」 ホラー小説のネタに悩んでいた、大学の文芸部所属・島村紬。彼女は文芸部部長の増岡貴子に誘われて、貴子の祖父母の家に行くことに。増岡家の実家があるその村は下蓋村と呼ばれ、大昔地面の下に怪物を封印したという伝承があるというのだ。 ホラーの王道は田舎の山村の因習モノ。こういう村を取材すれば、ホラー小説のネタも見つかるだろうと踏んだのである。 ちょっとした取材旅行のつもりで、紬は貴子と共に下蓋村を訪れることに。 誰も予想していなかったのだ。二人が訪れたまさにその日、恐ろしい惨劇の幕が上がるなどということは。