あらすじ
俺は26歳個人投資家だ。もうちょっとで死ぬから、その前にちょっと自己紹介させてくれ。
4年前、新卒で中堅広告代理店就職してからというもの、その会社のブラック労働にうんざりしていたんだ。
というか俺は有名私立大学卒業のそこそこのエリートのはずなんだが、卒業時期に重なった新型感染ウィルスの大流行で内定が取り消しになり、第二志望の今のブラック企業に入社してしまったというわけだ。
そこで俺は30歳までに仕事を辞めて、働かずに生きていくことを目指した!
まずは暴落中の仮想通貨に全財産を投入した。これが上手くいって3倍になった。それを元手に株式投資を始めた。運転堂、シャニー、ナイル川ドットコム、グレープ、テスリといった有名企業に投資したんだ。これも上手くいった。投資の勉強も頑張ったが、それよりも始めた時期が良かった。
だが、その後ロシアが戦争を起こし、中国も経済不安から戦争を始めるんじゃないかという噂が経った。
だから俺は、株を全部売って、金の現物を保有しようと考えた。ナイスな判断だろ?貴金属店で全財産1000万円分の金を交換して家に帰る途中だった。
その帰路、バイクに乗っていた俺は車と衝突して死んだ。
「あぁ、これから働かずに生きていこうと思ったのによぉ。ちゃんとフルフェイスのヘルメットにしておくんだった。。」
・・・
・・・・
『キコエマスカ??』『聴こえますか?』
「あ、なんだ病院か?」
「気が付いたんですね。胴体が千切れ、頭から血を流して倒れていたんですよ。止血魔法と再生魔法でなんとかなりましたが、危ない状況でしたよ。」
「あ、そうだったんですか。そうですか。。俺の胴体が、え?え?胴体が千切れて、シケツマホウ?治ってるんですか!?」
「はい、無事に!あと、持ち物が落ちていましたよ。」
「あ、はい。多分俺の、、です。」
とりあえず、あんまり喋らないことにした。何かがおかしい。
ここから、投資家である俺の異世界転生がスタートした。