あらすじ
シングルマザーの占い師を母に持つ、神無代和樹(かみむしろ・かずき)は、中学三年生。 ある日、亡き父の幽霊と出会い、「お前の運命の恋人が、悪霊たちに狙われている。お前は、彼女を護るために悪霊たちを倒さねばならない」と告げられる。 かくして和樹は、父が引き込む『三途の川』の水を満たした浴槽から、悪霊が住む『魔窟』にもぐって闘うことになる。 しかし、それは遠い過去世から続く永き闘いの再開に過ぎなかった。 彼のかつての名は「神名月の中将」。 遠い異界で、彼はある姫君を愛し、そして凄惨な結末を迎えた――。