あらすじ
16歳の黒田剣一は、近所に住む14歳の早乙女ざくろにプロポーズをした。 受け入れるざくろ。無理もない、母親に奴隷のように扱われ、拒否することを知らないのだから。 母親が提示した結納金は700万円。 非合法で稼ぎのいい仕事を始め、高校を中退する決断もした。 だが、その選択は世界に害をもたらす”闇の決意”として定義され、喪失の運命を与えられてしまう。 ”闇の決意”を持つ者は冥王ハデスに異能の力を付与され、能力者同士による決意を奪い合う闘争にも巻き込まれてしまう……が、剣一は二年間、勝ち続けた。 仕事も順調にこなし、目標金額も残り50万円、いまや冥王も剣一の決意成就に協力的。 だが、剣一はハデスが口にする言葉が頭から離れない。 「ヒトの心に闇は馴染まず、抱えた時点で何時か其の決意を失う」 知るか、俺はざくろを救うことをあきらめない―― ※毎日19時更新予定