あらすじ
神々の眷属マシアスは活動を再開した。
『産めよ、増えよ、地に群がり、地に増えよ』と太古の人類を陰から支え、知的生命体の目標『絶対精神』の顕現を説き、中世期の小氷河期にはユーラシア大陸西方の人類に世界を支配する知恵『神の知(=近代の知)』を与えた神々の眷属「マシアス」は、新自由主義やグローバル資本主義に賛同、参加できない人類の処分を考え始めたのだ。
『絶対精神』、究極の自由、世界のすべてを支配し、作り出すこともできる力の実現、をめざすマシアスにとって、それに向かおうともせず贅沢をむさぼるだけの人類も、目的を知ることもなくただ怠惰に無駄に生きる人類も、厄介者に過ぎない。
マシアスは、現行の支配者層をさらに援助するため、また、厄介者を排除するために、直接行動に出る。
街のディプロマット(外交官)田村優貴(たむらゆたか)と前田莉愛(まえだりちか)は、CIA(エージェント)の植田絢(うえだじゅん)からの依頼を受け、マシアスの意図を挫くために動き始めるのだった。