あらすじ

中3の夏休み。補習を受けた帰り道、優斗は具合の悪そうな見知らぬ男を手助けした。 しかし、その男は死神で死を届ける途中だった。程なくして村は土石流に見舞われ、多くの住民が死亡した。 優斗は幸運にも助かったが、その男とそれにまつわる記憶をなくしていた。 土石流の日からちょうど60年の病院からの帰り道、あの男が白い封筒を持って優斗の前に現れた。優斗は当時無くしたはずの記憶を取り戻す。と同時に、あの日以降の自分の人生が『ほうびの60年』だったと告げられる。皆と同じように自分の人生を生きてきたつもりだったが、優斗という存在の事実や記憶は気付かぬうちに次々と消失していた。死ぬはずだった優斗の60年は、本当に在ったのだろうか。

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小説を読もう2023/08/16
  • 現在の作品ほうびの60年