あらすじ

令和の時代、妖怪アカナメはサウナ施設で労働に勤しんでいた。 されどそれは世をはばかる表の顔。 裏に秘めたその正体は、妖怪との「揉め事相談」を引き受ける便利屋稼業であった。 今日もまた、怪異の力に魅入られて欲深き人間がアヤカシの領域に足を踏み入れる。 本日の依頼人は罪深き過去を清算し、まともな人生をやり直したいという更生希望人。そんな者が最後に訪れる駆け込み寺、人はそこを『足洗い邸』と呼ぶ……。 そう、江戸時代から語り継がれる本所七不思議のひとつである。 お話を語り継ぐは、べらんめぇ口調の人を食った便利屋。 粋でいなせな妖怪アカナメ。 その素顔をいまだ人間は誰も知らない。 ※ 作中で語られる「8+9+3=0」の式について。 これは古くから使われる言い回しであり、おヤクザさんを数字に直した上で足すとゼロになるという言葉遊びです。893を足すと20ですが、下一桁がゼロになっていますね? 花札賭博(カブ)で言うとコレはブタ。役にもならない最低の手札であることを意味しています。 本当は作中で説明したかったけれど、単なるフレーバーなので、ここに説明を入れておきます。

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カクヨム
カクヨム2022/07/29
  • 現在の作品アカナメ次郎の怪キ録 ー 足洗い邸の三本足 ー