あらすじ

蠱毒とは、一つの壺に大量の毒虫を投入し、最後の一匹になるまで戦わせることで最強の毒虫をつくる、呪術のようなものだと聞いたことがある。 そんなものが本当にあったのかどうかは知らないけれど、一つだけ確かに言えることがある。 もし蠱毒という考え方が本当にあり得るのなら、きっと僕はその最後まで生き残った虫そのものなのだろう。 僕はそんなくだらないことを考えながら、死体が転がる空き教室に一人佇んでいた――

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小説を読もう2023/08/20
  • 現在の作品蠱毒の中の特別な一匹