あらすじ
三年一組担任・新藤百合絵が勤める琴天坂中学校では、日本の少子化を打破するべく、たくさんのカップルを作り、そして子供を残すべく恋愛実習活動、通称「愛活」を行っている。 三学期となり、今日から卒業までの間に様々なことを教えていくわけだ。 「毎回言いますけど、今の若者はたるんでます。私の友達は話してるときもご飯食べるときもお風呂入ってるときも、ずっとスマホです。マッチングアプリとか使って騙された人もいました。こんな人を琴天坂から出してたまるもんですか」 「だからって、新藤先生みたいに厳しすぎたら、息苦しくて誰もついてこなくなります。特にこの時期って思春期ですから、大人への反発心が強いでしょ? そんな時期にこの指導法じゃあ、教師を嫌いになってしまいますよ」 そんな風に、二組担任の竹山と張り合っていると、一組副担任の平林が最初のキスの実習の見本をしてください、と告げた。 と、竹山は見事に態度を変え、ものすごい紳士ぶりで私と本気でキスしようとし始め……。