あらすじ

来見愛理は未来を夢見る力を持つ。 アパートの隣に住む成海千聖は愛理が見た不幸な未来を変えるべくいつも協力してくれる。 中学校に上がる前に親同士が再婚することになり、愛理たちはアパートを出て一軒家で共に暮らすことになった。 幼馴染とのドキドキの同居生活、スタートです! ※ネタバレ注意 《キャラクター設定》 ●来見愛理(くるみ・あいり) 物語開始時は小学6年生→中学1年生。 予知夢を見ることができる少女。 幼稚園の年長クラスのとき、両親の離婚により弟と引き離された千聖が泣く予知夢を初めて見た。 予知夢は不幸なものばかりではなく、良い夢を見ることもある(例:麻弥の買った宝くじが当たる夢) なお、未来を見る手段はあくまで夢なので、見た夢が全て予知夢になるわけではなく、ただの夢として終わる場合もある。 性格は善良、ごく普通の子。 母譲りの激しい天然パーマがコンプレックス。 母親は愛理を生んですぐに亡くなっている(来見家のリビングには母親の写真が飾られている) ●成海千聖(なるみ・ちさと) 小学6年生→中学1年生。 アパートの隣に暮らす少年。愛理のよき理解者。 口は悪いし言いたいことはずばずば言う。 「善意には善意を、悪意には悪意を返したい」と思うごく普通の人間。 他人のために全力で頑張る愛理のことを心配している。 麻弥に「優夜も一緒に引き取ってくれ」と我儘を言ったことを気にしており、「これだから父親のいない子どもは」と言われないためにも小学校ではオール満点・スポーツ万能・品行方正な爽やか王子様として振る舞っていた。 麻弥が誠二と結婚してからは猫被るのを止め、中学では素の状態で過ごしている。 ●成海優夜(なるみ・ゆうや) 小学5年生→小学6年生。 おっとりした性格の優しい少年。愛理のことが大好き。 父親が優夜だけ引き取ろうとしたのは素直で扱いやすいから(我が強い千聖はモラハラ気質な父親に反発していたため、煙たがられていた) 良い子の演技をしていた千聖とは違って素で優しいため、男女問わず人気。 手芸が好きでハンドメイド作品をネットで売ったりしている。 ●成海麻弥(なるみ・まや) 外面と容姿だけは抜群のモラハラ夫に振り回されて疲弊し、離婚の際は夫の要求に応じて優夜を渡そうとしていたが、千聖と愛理と優夜本人の訴えを聞いて覚醒。 目を覚まさせてくれた愛理には感謝しており、愛理を本当の娘のように可愛がっている。 シングルマザーだったときは息子たちを育てるため昼も夜もなく働いていたが(夫は養育費を踏み倒した)誠二と結婚してからは専業主婦ライフを満喫している。 ●来見誠二(くるみ・せいじ) 愛理の父親。 外見的には地味だが性格は優しく、成海一家と良好な関係を築く。 《長編化した際のプロット》 【起】 ある朝、隣のクラスの女子・園田が歩道にいきなり突っ込んできた車に轢かれる予知夢を見た愛理は飛び起き、千聖と共に現場に赴く。 千聖は道案内を頼むことで園田を現場から離し、救出に成功。 車の運転手も無事で、ほっと胸を撫で下ろした愛理は千聖に誘われるままコンビニに行き、温かい肉まんを朝食代わりに食べた。 登校すると、クラスの女子が今朝の事故のことを話しており、愛理は「自分が助けた」とちょっと得意な気持ちになる。 一方で学校の人気者として女子や男子に取り囲まれている千聖の姿を見て、複雑な気分にもなるのだった。 平和な学校生活を送りつつ、次に見た夢は夜の公園に猫が捨てられる夢。 愛理は放課後、千聖と優夜に協力を取りつけ、誠二に車で送ってもらった公園で猫を探す。 無事猫を見つけてアパートに帰宅したとき、ちょうど帰宅した麻弥とばったり会い、その日はみんなでカレーを食べることに。 仲の良さそうな誠二と麻弥を見て、子どもたちは「早く結婚すればいいのに」と言い合う。 【承】 クリスマス間近、誠二に成海家と外食をしようと言われて、ついに結婚するのかとピンときた愛理。 ホテルでの食事会はつつがなく終わり、子どもたちは全員親の再婚に賛成。 小学校を卒業した春休みにアパートから一軒家に引っ越し、同居生活が始まる。 いつでも家に千聖がいるという状況に初めは戸惑いつつも、風呂上がりの髪を千聖に乾かしてもらったり、膝枕したりして、愛理はどきどきしっぱなし。 週末には家族でショッピングモールへ行き、猫用品を買ったり、アイスクリームを食べたり、服屋へ行ったりして楽しく過ごす。 【転】 愛理たちは中学に進学したが、見目麗しい千聖は相変わらず大人気。 千聖は無駄に愛想を振りまくのを止め、学校で素を出すようになった。 もちろんそれは喜ばしいことなのだが、王子様の演技を止めたことで、さらに人気が上がってしまい、「家族以外では自分だけが彼の素を知っているはずだったのに…」と、愛理の心境は複雑。 5月に行われた体育祭、愛理は予知夢で見た通り、借り物競争で千聖と手を繋いで一緒に走る。 リレーで千聖は大活躍し、さらにファンを増やす。 千聖が好きな女子に「千聖と仲良くするのは止めろ」と言われてしまうが、千聖は「お前には関係ねえ」と言い返し、愛理を庇う。 愛理はいつまでも千聖に頼ってばかりではいられない、自分も強くなろうと決意する。 後日、麻弥の誕生日祝いにケーキ作ることになり、スーパーで一緒に買い物をしているところをクラスメイトに目撃され、からかわれてしまうが、「誰と一緒に過ごそうと私の自由だ」と強気に言い返す。 「ちゃんと言えるじゃん」と褒められ、愛理は照れる。 その後、皆で麻弥の誕生日を盛大に祝う(可能であればケーキ作りをする描写や作業中に千聖と手が触れ合ってドキドキする描写も入れたい) 【結】 初夏の朝、クラスメイトの男子がバスケ中に怪我をする夢を見る愛理。 千聖は愛理に頼まれた通り、ボールを弾いて不幸な未来を回避する。 しかしその日の夕方、階段から落ちそうになった女子を庇って千聖が怪我をしてしまう。 何故これを予知できなかったのかと愛理は泣いて落ち込む。 一番助けたいのは他の誰でもなく千聖なのだと、自分の恋心をはっきり自覚した。 それからはどうにもぎくしゃくしてしまい、千聖には不審がられ、優夜に「好きなら何故避けるのか」と諭される。 夏祭りの夜、優夜に背中を押された愛理はとうとう千聖に告白する。 打ち上げ花火の下で、千聖もまた、ずっと前から好きだったことを告白し、晴れて二人は恋人同士になるのだった。

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