あらすじ
20年使ってきたメイドロボットの様子が最近おかしい。 片付けていた食器を落として割ってしまったり、 洗濯物を洗濯機に入れたまま干すのを忘れていたり、 ドレッシングと間違えて洗剤をサラダにかけようとしたり、 そんなミスが頻繁に起こるのだ。 ついに寿命が来てしまったのだろうか。 なんたって20年も休むことなく使い続けたのだ。 故障していてもおかしくはない。 もし故障していたら、違うロボットに買い替えなきゃいけなくなるだろう。 そう思うと気持ちがとても沈んだ。 俺が十歳の時に家にやってきて、 それから両親が亡くなった後もずっと一緒に過ごしてきたロボットなのだ。