あらすじ

真冬。大雪が降るこの夜の気温は天気予報によるとマイナス十六度。 堪えられないわけではないが、それは家の中なら無論の事 歩いたり、走ったり、スキー、つまり動いていればの話だ。 俺は今、ただ立って列に並んでいる。 今か今かとラーメン屋の新規オープンを待ちわびて……。 知る人ぞ知る、質より量を地で行くラーメン店。 まさにジャンクフード。粗雑な味がどこか癖になる。 それが明日の、否、日付が変わり、今日の早朝にオープンするというのだから行くしかない。 なぜ? 別に何か特典があるわけではない。 無料になるわけでも、トッピングをサービスしてくれるわけでもない。 何なら市内には同じ系列のラーメン屋もある。 ……これは誉れなのだ。 そう、信仰心を試されていると言ってもいいかもしれない。ラーメンアーメンってわけ。

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小説を読もう2023/08/19
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