あらすじ
主人公・池川(いけがわ)サトシは、高校の入学式の前日、幼なじみの国司(くにし)ナナに衝動的に告白をしてしまうが、なかなかに衝撃的な理由でふられてしまう。 失意の帰り道、サトシはストリートミュージシャンの女の子を見つけ、そのあまりの歌のうまさと美しさに、つい涙を流す。 その夜、夢に神様が出てきてサトシに言う。「あのような理由でふられてしまったお主のことを不憫に思う。よってわしの力で、高校時代をお主のモテ期にしてやろう」 翌日、高校に入学してみると、くだんのストリートミュージシャンは同じ高校の先輩にして、ガールズバンドのボーカル、松永サアヤで、サトシに一目ぼれしたとして、グイグイグイグイ迫ってきた。 さらに神様の言葉通り、サアヤのバンドの他のメンバーやアイドル志望の女の子、学園一のお嬢様にイギリスからの留学生、はたまた町で偶然出会った黒ギャルなど、出会う女の子たち、次から次に気に入られてしまうサトシだが、彼の胸には、ふられたナナのことを諦め切れぬ心が残り……それなのにサアヤにはエロく迫られ、お嬢様には金の力で迫られてしまって、さあ、この恋、いったいどうなるの? どうなっちゃうの? これは瀬戸内のとある地方都市を舞台に、青春と音楽、愛と欲望、夢と現実、文学・歴史、その他諸々、あれやこれやを描くつもりの、本当に目指すところは、主人公たちが成長し、大人になっていく様を描く、教養小説である。 一癖二癖はあれども、基本いい人たちしか出てこない、優しさにあふれたハートフルストーリーを書きたいと思っています。鬱展開には絶対なりません。当作品における「男女逆転」とは女子が攻め(積極的)で、男子が受け(消極的)ってことです。よろしくお願いします。 この作品は小説家になろうにも、作中に出てくるマニアックな用語の脚注付きで掲載しています。「何言ってるかわかんねーよ」って人は「なろう」の脚注を読んでください。