あらすじ
「僕は君のことを……」 巨大な星系国家『帝国』の第六皇子、ウィリアム・アルグレンには秘密があった。 彼が思いを寄せる女性は一般市民、いわゆる平民だったのだ。 「私も! ウィルは私の生涯最大のライバルで最高の……」 田舎で産まれた天然優良健康児、アルマ・カーマインには秘密があった。 ……いや、特に秘密は無かった。強いて言えば、最近増えてしまった体重ぐらい。 帝国の辺境の片隅で物語は始まる。 人類に敵対的な統一規格で製造された機械群。 人類未探査域から突如として出てきた彼らが襲いかかったのは、アルマの所属する第二〇八辺境パトロール艦隊だった。 「ここで奴らを食い止めます!!」 帝国の人型機動兵器、|機動騎士《ガーディアン》。 その指揮官であるアルマ・カーマインは部下へと叫ぶように命令を下す。 「私は彼女を助けに行きます」 帝国宇宙軍、近衛艦隊の司令官ウィリアム・アルグレンは父親である皇帝に静かに言い放つ。 巨大星系国家の片隅で始まった小さな出来事は、やがて全てを巻き込んだ大きな事件へと発展していく。 ※小説家になろうにも別タイトルで投稿しています。