あらすじ
「これを六日以内……もし……不幸……」
……ああ。読んでいるうちに声を出してしまうのは俺の悪い癖だ。
だが幸いにも今はアパートの部屋に一人。気味悪がられることもない。
しかし、まさかこの時代に不幸の手紙の類が届くとは……。
六日以内にそっくりそのまま誰かに回さないと俺は不幸になるらしい。
が、当然無視だ無視。不幸になるなんて馬鹿馬鹿しい。
自慢じゃないがそもそも中々に不幸だ。
いや、世の中にはこんなものを送る馬鹿がいると知れた今は幸福かもしれないな。
まあ、馬鹿のほうが人生は幸せだともいうが。