あらすじ

姉のセフィーナと妹のエステルは、血のつながりのない姉妹である。セフィーナの両親が離縁し、再び婚約する時に当たってその連れ子だったのがエステルだったのだ。
 それが理由かは分からないものの、二人の関係は常に最悪だった。というのも、エステルが周囲の人々を味方につけ、常にセフィーナが冷遇されるよう仕向けていたのだ。

「君は姉なんだから、もっとエステルに優しくするべきじゃないか?それをなんだ、自分の思い通りにならないからといって彼女をいじめるだなんて…」

「仕方ないのかもしれません。それくらいに二人の間には魅力に差がありますから…」

 周囲の人々はすっかりエステルになびき、ありもしない事をでっちあげてはセフィーナを攻撃していた。

 そんな日々が続くさなかの事、セフィーナが婚約するという話がもたらされた。

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