あらすじ
大異変から数百年。内陸の辺境のため難を逃れた央州には、初潮前の少女を一人だけ選び、イザヨイという神として祀る風習があった。異変前からの住民・ラト族と、異変後の避難民・セト族には身分差があり、たびたび争いになっていたが、十年前の革命を機に不公平が解消されようとしている。 ダイム教の修行僧で混血の少年ジリスは、地下で見つかった旧時代の記憶板を解析するため、首都ダルバートを訪れた。だが、最高司祭・真海にも手が出せず、より設備の整った天文方へ行くよう促される。イザヨイの侍女・神無の護衛も兼ねることになるが、王家の生き残りを奉じたラト族の過激派が、赤月党を名乗り女神の館や旧王宮を占拠してしまう。 二人は無事に目的地へたどり着けるのか。そして、女神イザヨイとは何者なのか。 ※ 念のためレイティング入れてますが、描写は少なめです。