あらすじ

あらすじ 通称『うさぎ病』。それは生殖活動が可能になったごく一部の者に現れる特殊な病気であった。 その病名がうさぎが年中発情期である点からつけられたことからも分かるように、約2週間ずっと発情している状態が続くのだ。しかも休止期間はたったの1〜2日。それが終わればまた抗えない性的欲求に支配される。まるで本物のうさぎのようだ。 白兎みちるも小学6年生時に発症してから、この病気にずっと悩まされてきた。それを支えてくれた幼馴染の瀬戸谷佑希。みちるは彼を愛していたのだ。彼とならばこの先も乗り越えてゆけると、そう思っていたのに。 しかしみちるは出会ってしまう。体がこの人だと叫び、どうしようもなく求めてしまう人物に。しかもその相手は佑希の友人であった。 心は佑希を求めているのに、体は彼の友人である弓弦圭斗を求めてしまう。 心と体を引き裂いてしまえるなら楽なのに。そう思えるほどの苦悩の果てに、みちるが見つけた答えとは……。 登場人物 白兎みちる(しらとみちる) →うさぎ病を患っている。 気弱な性格で、幼少期はいつも瀬戸谷佑希の後ろに隠れていた。 穏やかと言えば聞こえはいいが、自分の意思があまりなく、物事を深く考えることが苦手。 弓弦圭斗(ゆづるけいと) →瀬戸谷佑希の友人。 美しい顔面と体躯、しかし雑で乱暴な所作と口調。 他人はどうでもいいが、身内には甘いタイプで、瀬戸谷佑希のことを大切に思っている。 白兎みちるには割と辛くあたっている。 瀬戸谷佑希(せとやゆうき) →白兎みちるの幼馴染。 感情があまり表に出ないタイプで、冷たそうな見た目をしているため、一見するととっつきにくそうに見える。 誰に聞いても、優しい、と答えられるほど優しい。 が、しかし、それは他人に興味がないが故に腹を立てることもないので優しくできるだけ。 白兎みちるのことは猫可愛がりしている。

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カクヨム
カクヨム2022/01/03
  • 現在の作品ウサギは今夜も月見て跳ねる