あらすじ
すでにシェアトと婚約関係にありながら、自身の妹のアリシアや幼馴染のルリアにばかり時間を割いていたランブル。そんな彼に付き合う事に疲れてしまったシェアトが家出の話をこぼしたところから、物語はスタートする。
「アリサやルリアがかわいいのはもう分かりました。しかしそれほどまでにそちらにばかり時間を割かれてしまっては、婚約するものもできなくなってしまいます…そうなったら、私はここを出て行ってしまうかもしれませんよ?」
彼女は本気でそう発言していた。しかしそんな彼女の言葉を、ただ構ってほしいだけだと理解してしまったランブルは、本気にしはしなかった。
「なんだ、僕に言ってほしいのか?僕の中で最も大切なのは君だよと、だからそんな悲しくなるようなことは言わないでくれと。くっくっく、まるで子供だな君は。そんなに出て行きたいというのならそうすればいいじゃないか。でもどうせ無理だろう?言ったはいいが結局実行する勇気なんてないんだろう?無理な事は言わない方が良いなあ」
どこまでもその雰囲気を崩さない彼に、これ以上彼女が付き合うはずもない。彼女はそのまま行動に移すことを決めたのだった。