あらすじ
北紅葉高校オカルト研究部部長、原 桐子は異世界へ転移する方法を見つけることに没頭していた。ある時は薄気味悪いトンネルを何十回も往復したり、ある時はエレベーターのボタンを意味不明な順序で押したり、またある時は丑三つ時に鏡の前で「私を連れていけ!」と絶叫したりと、来る日も来る日もあの手この手を使って異世界に至るためのアプローチに身を捧げていた。 そのような奇行に毎度付き合わされているオカ研唯一の部員、田中 咲也は桐子に呆れつつもなぜか放って置けないでいた。 これはそんな二人の少しだけ不可思議な日々を描いた物語とは呼べない何かである。