あらすじ
二〇二一年の日本。禾津啓一(いなつけいいち)は眼の前で起きた事故の衝撃によって偶然開いた時空の裂け目に吸い込まれ、異世界へ転移する憂目に遭ってしまう。 転移先は人間の他に獣人やアンドロイドがいる多種族世界。しかも日本どころか地球ではなく「天ノ川連邦」なる日本人移民の作った宇宙コロニー国家であった。時代は二十三世紀半ば、二二六七年という。 帰れるのかという問いに対する答えは実に無情――「不可能」であった。 発見者である狐族の女性・真島サツキに保護されることになったものの、理不尽に全てを失った啓一は不安に満ちた日々を送ることになる。 背後にむくつけき巨悪が忍び寄らんとしていることも知らずに―― 全九十三話。 【注意】 ※本作は「天ノ川連邦見聞録」(https://kakuyomu.jp/works/16816927861839936457)を読みやすくするために分割したものです。内容は一緒ですので、お好みに合わせてお選びください。 ※誠意分割いたしましたが、内容の都合上一部の話が一万文字を超えておりますのでご注意ください。 ※縦書きを想定して書いているため、一部固有名詞を除き全ての数字が漢数字となっております。 ※感嘆符や疑問符の後ろにスペースがないのは誤字脱字ではなく意図的なものです。 ※「狂乱の街」以降、性関連の事物に関する記述があります。踏み込んだ具体的描写は一切行っておりませんが、苦手な方はご注意ください。 ※「造叛」以降、特定の名称で総称される集団が登場しますが、現実世界で同一の名称で呼称されるいかなる団体とも一切関係ありません。名前だけ一緒の別物とお考えください。