あらすじ
僕には、幼馴染の許嫁が居た。 二人で冒険者になるために村から出てきて今はクラウンに所属している。 でも、僕はこの二年全くレベルが上がらなかった。 幼馴染の彼女は順当にレベルを上げているのにだ。 クラウンでは無能者のレッテルを張られた僕とクラウン期待の回復術士の彼女。 徐々にすれ違いが生じ、彼女の周りにはクラウンの男達がまとわりつき始めた。 そして、ギルドで六ヵ月前に知り合って同じクラウンに所属したはぐれ勇者と幼馴染がベットで仲睦まじく裸で愛を囁き合っているのを見てしまう。 ああ、もう駄目だ。 僕はクラウンを脱退することを決めた。 クラウンを脱退して出て行くまで、幼馴染は僕に感けるわけでもなくはぐれ勇者の部屋へと毎夜通い続ける。 クラウンを辞め出て行く日、はぐれ勇者に声を掛けられる。 「おい、ちょっと付き合え」 有無を言わさず、はぐれ勇者に連れてこられたのは、モンスターの巣窟であるダンジョンであった。 僕は、彼に殺されるのかな……。