あらすじ
高校二年生の静葉(しずは)は、ある日友達からラブレターの代筆を頼まれる。 数年ぶりの手紙を戸惑いながらも書き上げると、それをきっかけに静葉の元へ手紙の代筆をお願いする声が届くように。 尊敬する先輩への恋心、おばあちゃんが秘めた愛、そして静葉の頭を悩ます手紙まで……? 手紙がなくても簡単に気持ちを伝えあえると思っていた静葉は、数々の手紙に触れるうちにその魅力に惹かれ始める。 一方、幼なじみの隼人(はやと)とは、友人以上恋人未満の関係を続けていたが、あることがきっかけで今のままではいられなくなってしまう。 想いを手紙で伝えようとするが、静葉と隼人の間には手紙にまつわる辛い記憶があった。 笑顔と涙が朝露のように輝く、春から夏までの物語。