あらすじ
俺、中田春樹(なかだはるき)は平凡な高校一年生。 小六の頃から付き合っている幼馴染がいるのは珍しいかもしれない。 北里夏音。明るくて、茶目っ気もあって、可愛くて、俺にとって最愛の彼女だ。 それと、もう一つ。 俺たち二人を「推して」くる、一歳上の幼馴染な、小夜姉こと、東城小夜(とうじょうさよ)。 夏音との関係が「恋人」に変わったのは、四年前のことだった。 当時、余命一ヶ月だった小夜姉からの 「私は、春樹君と夏音ちゃんが恋人になった姿がみたい」 そんなお願いから始まった関係だった。 本来ならその後わずかで世を去るはずだった小夜姉は生き永らえ- 日々、俺たちを「推し」ていた。 今日もまた。俺たちを推してくれている姉代わりへの報告会があるんだけど。 小夜姉に色々聞かれるんだろうなあ。 まあ、いいんだけどさ。