あらすじ

とある電車の中。駅から発車し、そう間もない頃。 ふと、一人の少年がその老人に気づいた。つり革につかまり片手には杖。 「あ、席どうぞ」 「……はぁ」 ため息を吐く老人。中学生くらいであろうその少年は一瞬、戸惑ったものの 自分の声が小さく、聞こえなかったのだろうと思い、また声を掛けた。 「え、あの、席どうぞ、座ってください」 「はぁ……」 老人、またもため息。そして息を吸い込むと言った。

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小説を読もう2023/08/15
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