あらすじ
――ほんに、物騒な話だわ。 ある日檀家から文乃の元へ寄せられたのは、五日ほど前に立見峠で起きた陰惨な事件の話だった。 一方、住持である夫の尚隠も、鴇前の家から浮かない顔で帰ってくる。 鴇前は一月ほど前に変死した娘、桃子の法事を拒否しているのだ。 文乃は心を痛め、少しでも救われるようにと願うのだが……。 ------------------------- 約12000字の短編です。 ↓『のこされたこどもたち』の続編ですが、読んだことがない方でも大丈夫です。 https://kakuyomu.jp/works/16817330651038146085 台詞が全部鳥取弁です。