あらすじ

人には知られざる仕事をしている少年と、同級生女子の、恋愛物語です。 高校生の衿ノ宮燈は、ある日偶然に、歌舞伎町で男とホテルから出てくる同級生を見てしまう。 彼は沖田瀬那といい、校内ではあまり社交的ではないながら、その見た目から人気のある男子だった。 どうやら「事後」ではなく「事前」になにか揉めているらしい二人に、衿ノ宮は思わず首を突っ込んでしまう。 沖田は一年ほど前からこれを「仕事」としており、衿ノ宮はその現場を初めて発見した学校関係者となった。 ただ、衿ノ宮は、以前から沖田を知っていた。 それどころか、彼は、衿ノ宮がずっと目で追い続けていた特別な男子だった。 沖田の友人、神巳一郎。 沖田がこの世界に入るきっかけになったという、ハルキシという男。 同性愛者である沖田瀬那。 衿ノ宮にとっての特別な夏が始まった。 ハルキシとの危なっかしい邂逅、神の助力、時には自作しているBL小説(沖田らがモチーフである)のこっそり執筆、それらを経ながら、衿ノ宮と沖田の距離は縮まっていく。 やがて沖田がその「仕事」をする理由にはハルキシがかかわっていることが知れ、彼らの過去を知りながら、襟ノ宮は沖田の気持ちを汲もうと彼らに関わり続ける。 やがて、同性愛者だと言っていた沖田の気持ちにも変化が訪れていった。 沖田の部屋を衿ノ宮が訪れた日から、いよいよ二人の関係は変わっていく。 沖田もまた、衿ノ宮の部屋を訪れるようになった。 しかしそんな折、衿ノ宮が書いていたBL小説を沖田に見せている最中に、衿ノ宮は部屋を一時留守にしてしまう。 全速力で戻る衿ノ宮に、また沖田との関係の変化が突きつけられた。 そして衿ノ宮は沖田へ告白する。 ハルキシとも接近を繰り返す中で、衿ノ宮はハルキシのある秘密を知る。 やがて夏休みの終わり、沖田は衿ノ宮に自分の気持ちを伝える。 両方思いは成就して、告げられた気持ちと秘められた気持ちをそれぞれに、季節は秋を迎えた。

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カクヨム
カクヨム2023/04/08
  • 現在の作品歌舞伎町の沖田くん