あらすじ
俺の母方の祖父母が住んでいる■▼市には、少々怖い言い伝えがある。それは、大地震が起こるまで海に存在したという小島『碧之島』にあったとされるかいづち村についての伝承。それによるとその島の住民は不気味な儀式をしていたらしく。そしてそんな儀式をしていた住民は縄張り意識が強く。余所者が島に近付くと攻撃的になり。そして、島が沈んだ今もそれは同じで……島があった場所に近付こうとすると、かいづち村の住民の幽霊によって、余所者は海の中に引きずり込まれるらしい。だけど今や、科学でほとんどの事象が証明されんとしている時代。怪談なんて時代遅れ――そんな事を思っていた俺の前に。春休みを利用して■▼市に遊びに来た俺の前に。そのかいづち村について知りたがっている女子大生が現れて…………。