あらすじ
――欲しいのは、娘の力と血だ
毒の海に蝕まれた世界で浄化のカを持つ水の一族(アヴェント)は尊い存在として水の国アクアテラで手厚く保護されていた。そんな中、一族の長の娘でありながら最も力が弱く隠されるように育てられたシェルタは、満足に役目を果たせずにいる自分に忸怩たる思いを抱えていた。しかしある日、部屋を抜け出したシェルタの前に現れた二人の男との出会いが彼女の運命を変えていく。
褐色の肌に冷淡な赤い瞳を持つカピール国の王子カルフと柔和な笑みを絶やさないメガロス皇国の軍入ソティラス。シェルタの事情を知らず、しかし浄化のカが欲しい彼らは、アヴェントの娘であるシェルタを自国に引き入れようと強引に迫ってくるのだが……※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。※こちらは以前配信していた『アヴェントの娘 前編後編』を再編集の上、一冊にまとめたものです。重複購入にご注意ください。(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)