あらすじ

壁に耳あり障子に目あり。 隠し事は誰がどこで見聞きしてるかわからなくて、バレてしまう恐れがある。だから気をつけないといけない。 そういう戒めを説いたことわざ。 これはなんとも言い得て妙だ。自分の現状を的確に表してる。 壁(に埋め込まれたコンセントの中)には耳(盗聴器)が備え付けられてるし、障子じゃないけどドアの上とかドアノブとかモノの陰には目(カメラ)がつけられてる。 この環境。隠し事はできない。自分のすべては先輩に筒抜け。 先輩は美人で賢いけど、そういう犯罪者部分が欠点すぎて付き合う気はない。脅しにも屈さず告白も丁重にお断りさせていただいた。 それ以来も下手なことを口走って弱み握られたらたまったものじゃないから、できるだけ余計なことは言わないように注意してきたわけだけど......。 合宿の行きしな。気づいたら無人島に先輩と2人きりで取り残されて2週間。 いろいろ限界だし、生物としての本能かな。子孫を残したい欲が湧き上がってきてる。 雪歌さんへの欲情も止まらない。 普段なら、盗聴盗撮とか、変な録音を警戒して余計なことは絶対しなかったところだけど......。 まぁ、ここなら誰も見てないだろうし、運良く無事に帰れたとしたら、雪歌さんには悪いけど、なんもなかったことにさせてもらおう。 ......と思ってたんだけど。 ※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。

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カクヨム2022/11/08
  • 現在の作品壁に耳あり障子に目あり。他にも色々あるけど自由はあんまりない