あらすじ
春休みの初日、私立出井素学園の教室には留年回避のための補習として十数人の生徒が集められていた。補習の内容は厳しく、寄宿舎の空き部屋を使い、一週間校外へ出てはならないものであると聞かされていた。 春輝は校門のところでスマートウォッチを支給され、補習中は着用するように指示される。 教室に着くと生徒以外にも教師が数名いることに違和感を覚える。 そうしているうちに放送が始まり、説明が始まった。 ここに集まった生徒は単位が足りず、留年を回避するための補習、教師はこの春から芸武学園と統合するために余剰人員となったものたち。 進級、または在職したければ一週間、デスゲームをして生き残ることであった。 しかし、説明が何かおかしい。負けても身体や命に危険は及ばないが、敗者の黒歴史が全世界に晒される、つまり「社会的に死ぬ」デスゲームであった。 生徒の一人が反抗して装着したスマートウォッチを外した途端、残り全員のスマホに彼の黒歴史があらゆるSNSに流出したと表示され、彼は顔を真っ赤にして発狂したよう叫んで逃げ出す。 それを見て、それぞれ過去に心当たりがある参加者達は恐怖と緊張を胸にゲームから生き残りをかけるのであった。