あらすじ
『人は生まれながらにして、ダンジョン内で使えるスキルを持っている。ただし、僅か1%の、運悪き者を除いて』 高校に入学したばかりの普通の高校生、釘張龍二は悩みを抱えていた。それは『生まれつきスキルを持っていなかったこと』。ダンジョン配信者になりたいと考えていた龍二は、とてもやり切れない思いでいっぱいだった。 ある日の夜、龍二の元に奇妙な生命体が現れる。それは紛れもなく、雑魚中の雑魚モンスター『スライム』そのものであった。龍二は抵抗出来ず、体内への侵入を許してしまう。そして、朝目が覚めると――龍二の頭からは、あのスライムが生えていた。なんと、スライムと身体を共有することになってしまったのだ。 ただ、龍二は『やっとスキルを手に入れた!』と満足げ。そして、憧れであったダンジョンに向かう。 しかし、そこで本来出現しない強力なモンスターに遭遇してしまう。絶体絶命のピンチ。そこに現れたのは超有名配信者かつ推しの『ホムラ』であった。だが、ホムラですら敵わない。 「スライム、力貸せ」 龍二は覚悟を決め、モンスターに立ち向かう。 「うぉぉぉぉぉ!」 スライムのパワーは、とんでもないものだった。最弱モンスターとは思えない。いや、もしかしたら、数あるスキルの中でも最強。 超有名配信者を助けたこと。そして、馬鹿みたいなパワーを見せつけたことで、龍二は『無名の英雄』として大バズり。また、推しであるホムラから、直々に配信技術を教えて貰えることになった。そこで龍二は、1度は諦めかけた夢『ダンジョン配信者』を再び志す。 ホムラを初めとする仲間たち。そして、唯一無二の相棒と共に。