あらすじ

あるところに、祈山という神社がありました。そこには、祈ることを得意とする神様がおりました。 それほど参拝者は多くありませんでしたが、来る人は決まって手を合わせ、自分の幸せを、他人の幸せを、そうでなければ誰かが不幸になりませんように、と祈りました。 神様はそのひとつひとつに耳を傾け、彼らの幸せを祈り、去り行く背中に微笑みを向けました。 いつも、そうしていました。 ──ある日、神社にある少女が訪れました。泣き腫らした目をした少女でした。 (神様、どうか──) これは、ある神様と少女の、一方通行にしかならない想いの物語。

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小説を読もう2015/12/22
  • 現在の作品祈りの神様は微笑む