あらすじ
ランス。
それは身体を鎧のようなものに変化させる特異体質者。
マイノリティであり迫害されていたランスは、人間に牙をむき、悪の組織を結成した。
ランスと人間との闘争は、激闘の末、ランスの勝利で終わった。
ランス党が政権を握って早15年。
日本は緩やかに悪に染まりつつあった。
ランスによる暴動を助長させる『ランス保護法』と、いかなる場合も他人を救うことができない『ヒーロー活動禁止法』によって、日本は悪人こそが住みやすい国へと変わっていた。
そんな世界へと改革を成功させた悪の組織のボス、細谷守(ほそや まもる)は既に引退し、16歳の人間の身体に変身して遅い青春を楽しんでいた。
しかし、ひょんなことからクラスメートのいじめられっ子、日隠(ひがくれ)リアに正義のヒロインとしての素質があることを見抜いてしまう。
今の世界に疑問を抱いていた細谷は、借金のカタで父親に売られそうになっていたリアを買い取り、正義のヒロインとして育て上げることにした。
闘争の時代、自分が殺した『正義のヒロイン』に命を助けられたという汚点を消すために。
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