あらすじ
近未来、AIロボットが普及し、一般家庭でも人間の暮らしをサポートする存在として活動している。帷子伸は普通の大学生と同じ様に、友人達と日々の学生生活を謳歌している。彼の父、孝一はAIロボットの制御の研究者で、アメリカに単身赴任して研究に打ち込んでいる。ある日、孝一の会社のラボで、AIロボットが夜間の充電時間中にネットを通して不審な通信をしている事が判明する。ロボットは何故、何のために設定されていない通信を始めたのだろう…。やがてそれは、人々を世界を巻き込む大事件へと駆り立てて行く。
本作は、一連の出来事を時系列ではなく、場所と時間を跳躍しながら、或いは視点を移して進んでいきます。分割された章の頭に時間・場所を示してあるので、それに留意して読み進めていただけるとありがたいです。