あらすじ
夏休みが終わる。 高3生の最大イベント・野外劇の準備が進む中、【岩井朱背】は校内を彷徨っていた――なんで友達がおらんのじゃろうか……。同じくセリフのない端役、見た目は麗しい謎深男子【小村春雨】に遭遇して一緒に暇をつぶす。 「シャーペン咥えて授業中ノート取ってるよね、右手の人形(パペット)で」 「何か不満か? そっちは膝の上に猫(ぬいぐるみ)乗っけてるじゃないか」 二人はクラスで際立つ変わり者だった。 暇つぶしではじまった推理で浮かび上がる、秘められた思い。 ほのかに柔軟剤の香る、クラス劇(野外劇)×ミステリ、短編連作集。 (表紙絵) https://kakuyomu.jp/users/green_wood/news/16817330661550247817