あらすじ
1987年11月2日校了と記された、36年前に書かれたSF小説。 人間はその昔、大地についていた4本の足のうち、2本を大地から離した。その開放され自由になった両腕を天に差し出し、空を志向するようになった。 しかし、人は大地から空へと飛んだが、ある高さに到達すると、「自分はなんという高さまで昇ってしまったのだろうか?」とその高さと重力に恐怖し、大地へと降りるしかない生き物だった。それはまるで、太陽にあこがれて高みに昇り、蝋でできた翼を焼かれて大地に落ちる『イカロス』だった。しかし、空の高みと重力から解放されてしまい、地球に呼ばれたことがない『エンジェル』がいた。重力の呪縛を受けないエンジェルは幸せなのだろうか?