あらすじ
TV、映画、本の中でもはやお馴染みの吸血鬼。 世の中に知らない人はいないのではないだろうか。 子供の頃、そんな吸血鬼に怯えて眠れなかったということは誰にでも経験があるだろう。 そんな時は枕元にニンニクを置き、十字架を握って眠る。 それがあれば必ず身を守れることを知っているからだ。 そして大人になれば、もう吸血鬼のような架空の存在を恐れることはなくなるだろう。 彼らはお話の中の生き物。それは誰もが皆知っている事実だ。 しかし、本当に彼らは架空の存在なのだろうか? もしも人知れず闇の中で、ネズミのようにその数を増やし続けていたら。 しかも伝説と違ってニンニクや聖水、十字架などがまるで効き目がない相手だとしたら。 そんな闇の眷属に狙われたとき、あなたができることはただ2つだ。 それは、信頼のおけるヴァンパイアハンターに電話をかけること。 そして、彼らの勝利を祈ること。 これは世界のどこかにある島で、日々吸血鬼と戦うヴァルラとミハイラの物語――。 ※物語に出てくるお金の単位「シードル」は1シードル=1米ドルです。