あらすじ
ある日の午後。太田は溜まった有休を利用し
新たな趣味として登山を始めようと思いさっそく、山に入ったわけだが……
どうも道を一本間違えたらしい。歩けども歩けども平坦な道。
山頂へ続いているわけではなさそうだ。
ハイキングと思えば、それも悪くはないわけだが代わり映えの無い景色が続く。
木、木、木、木、木。花などない。ここまでほぼ一本道。ただ引き返せばいいだけだし
これ以上、迷う不安はないものの、登山道に繋がる気配はない。
そろそろ引き返そうか。時間の浪費、徒労に終わるのは口惜しいが……。
と、太田が思った時だった。