あらすじ

脳の一部の器官が不全を起こし、異能力という身体障碍を抱えた〈特殊障碍者〉。そんな異能者を、健能者たちは危険視し、異端視し、差別した。 舞台は、異能者を収容する都市規模の福祉施設・特殊支援区域。等級の高い者は生後間もなくから養生施設にて隔離され、低い者もそれぞれ住む区画が定められている。 特殊障碍等級八級である藍瀬ユゥカは、そこで特殊障碍者管理厚生局の機動局員として、異能力を悪用して犯罪に手を染める異能者たちを、監理局員・桜庭哲人と共に日夜追っていた。 ある日、異能力を持たないはずの健能者が、異能力によって多数の民間人を殺傷する事件が勃発する。捜査の過程で浮上したのは、区域内の社会問題〈指定違法者〉や〈脱漏者〉の存在だった。 その最中でユゥカは、養生施設をかつて脱走し行方不明であった姉・祖月輪ルカと再会する。 差別された者たちが多く住まう都市で、別々の道を歩んだ二人の姉妹。彼女たちが辿り着いた終着点とは——。

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カクヨム2023/08/02
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