あらすじ

「すなわち私はあなたにとって用済みであるという事ですね?残念です。お父様もあんなに喜んでくださったというのに」

「それは致し方がない事だ。無理に話を進めても仕方がないからな。それにしても君のお父様など、初めてその存在を聞いたな。ずいぶんと影が薄いと感じていたが、いったいどこのどなたなのかな?」

 それを聞いたクレアンナは、自身の懐からあるバッジを出して彼に示しつつ、自分の本当の生まれの正体を明らかにした。

「このバッジ、ご存じですか?皇帝一族のみが保有するその証となるものです。私の父は皇帝陛下なのですが、この追放の一件をどう相談したらいいものでしょうか…」

「っ!?」

 そのバッジはこの国に生きる人間ならば誰しもが知るものだった。当然レイオットであってもそれは同じ…

「ま、まさか!?まさか君が姿を消していた皇帝陛下の…ご令嬢!?」

連載情報

ウェブ小説

配信言語
アルファポリス
アルファポリス2023/08/07
  • 現在の作品「旦那様のわがままで私が婚約破棄ですか…父である陛下に何とお話ししましょう…」「なっ!?」