あらすじ

僕、倉田陽一は、ある日見てしまった。高校で好きになった初恋の女子、瀬川都がキスしてるところを。 キスの相手は、藤野みやびという名前の、女の子だった。 好きになった相手が、百合だったことに困惑してると、キスを覗いてたことに気づいた藤野に、瀬川が好きなことがばれてしまう。 そのことで、僕が瀬川を寝取ろうとするんじゃないかと、疑う藤野。 僕は必死に否定するけど、信用できない藤野は、僕を恋に落とすことで、瀬川のことを忘れてもらおうと画策する。 僕は思うどおりになるまいと、彼女から逃げようとするが、無理だった。 彼女は毎日のように、瀬川とキスをした後に、僕にキスしてくるのだ。 初恋の人との間接キス。その欲望にはあらがえなかった。 間接キスというご褒美を与えられた僕は、しぶしぶ彼女と一緒に過ごすことになる。 その間、彼女が様々なアプローチをしかけてきて、僕の気持ちが揺らぎそうになるが、瀬川一筋の俺は、彼女を好きになることはなかった。 逆に相手の方は、様子がおかしくなり、僕を見ると顔を赤くしたり、そをそわと挙動不審になったりした。 藤野のそういう態度は日に日に増え、それが原因か、ある日彼女は感情を爆発させた。 「なんで好きになってくれないの!? 瀬川ばっかりじゃくて、少しは私のこと見てよ!」 怒りをぶつけながら泣きじゃくる藤野に、僕はうろたえてしまう。 強い感情をぶつけられ、彼女が僕のことを好きだと分かった時、僕の恋心は大きく揺れ動いてしまった。 瀬川から藤野へと……。果たして倒錯的な恋の行方は……。

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カクヨム
カクヨム2023/07/09
  • 現在の作品初恋の女子と付き合ってる彼女にキスされた。「あの子を取られたくないから、私のこと好きになってよ」「私とキスできて嬉しい? それとも、あの子と間接キスできて嬉しい?」