あらすじ
もともとはとある「昼と夜の間」というお題の短編コンテスト用に書いた作品。 少し前にテレビで見たSNS上の都市伝説「きさらぎ駅」や、その手の異界へ迷い込んでしまう系の怪談を聞いていて思いつきました。 とにかく、古来より時間的にも空間的にも〝間〟というものは〝異界〟への入口とされてきたのですよ……。 〈あらすじ〉 商店街にある二つの店の間にできた狭い裏道。ここを夕暮れ時――まさに〝昼と夜の間〟の時間に通ると、その先は異次元の世界へ繋がっているのだという……。 バブルに沸く平成二年のある秋の日、金と欲にまみれた現実世界に嫌気がさし、オカルトにはまっていた僕は、その〝黄昏小路〟へ試しに入ってみるのだったが……。