あらすじ
【7/23 メディアワークス文庫より書籍版発売決定!】 介護タクシー会社に勤務する芹沢千晶(せりざわちあき)は、ある日、客の送迎中に後続車からあおり運転を受ける。 黒く巨大な車は獰猛な獣のように荒々しく、車間を詰めて圧迫感を与えつつ、千晶の車を追い立て続けた。 千晶は助手席に認知症を患った老人を乗せたまま、次第に不安と恐怖を抱き始める。 何が目的? 何が気に入らないの? ハンドルを握る手に汗がにじむ。 思い返す過去のトラブル、忘れていたかつての記憶、殺人鬼の噂話、ストーカーの被害……。 これは、ただの嫌がらせじゃない! 暴走する『走る凶気』が背後に迫る。踏み込むアクセルに力が入る。助手席の老人が騒ぎ出し、千晶は命の危機に直面する。 そして明かされた真実は、全く予想外の恐怖だった……。 ノンストップ・ドライブ・サスペンス!