あらすじ

古谷圭一郎は、妻の日和を交通事故で失った。 圭一郎の腕の中には、生後5ヶ月の一人娘、朝陽が残されていた―― 「俺が小説家なんて目指さなければ……」 圭一郎は日和が死んだのは自分のせいだと悔やんでいた。 小説に没頭するあまり、家事と育児をすべて日和に押し付けてきたからだ。 疲弊して注意力散漫になった日和は、交通事故を起こして亡くなった。 生後5ヶ月の娘との生活は想像以上に過酷で、圭一郎は実家に助けを求めた。 実家に向かう途中、日和とよく訪れていた神社の前を通りかかり、懐かしさから境内に足を踏み入れた。 すると蛍のような淡い光に包まれて……。 目を覚ますと、セーラー服をまとった17歳の日和がいた。 日和との再会に喜んだのも束の間、圭一郎の隣には見知らぬ女子高生が倒れている。 彼女に名前を尋ねると……。 「私は古谷朝陽」 圭一郎は17歳の夏にタイムスリップしていた。 17歳になった娘の朝陽と共に―― ◇◇ 「俺と日和が付き合わなければ、日和が死ぬことはなかったんじゃ……」 17歳の夏、圭一郎と日和は付き合い始めた。 でも、この時代の自分が付き合わなければ……? 妻の死を悔やむ男は、妻と結ばれない未来を作るために奮闘する。

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カクヨム
カクヨム2023/06/01
  • 現在の作品君の未来に私はいらない