あらすじ
(微・荒廃世界)……かな? *概要(全容なので全てネタバレです) 恋人の家に引きこもっていた十九歳の足占麻来の元に、三年間も帰ってこなかった柳水尾がようやく帰ってきた。彼から麻来は自分が死んでいると告げられ、その上帰ってきたはずの柳水尾も旅行先で死んでいたことを思い出す。【呼水】という組織に家を襲撃されてしまった麻来は仕方なく、代わりにラクダと名乗った謎の人物の誘いに乗り、共に柳水尾を訪ねる旅に出るのであった。 【カゲロウ】と呼ばれる追手に追われつつ飛空城に逃げ込む二人。飛行機で逃げるはずだったのが敵の罠に嵌り脱出不可能になってしまう。 飛空城ごと破壊され危機を迎えるも道中助けた【カゲロウ】の一人からの助けを借りて没国を脱出した後、なんとか旧帝国にたどり着いた。 アシの魔女ニヌガルの元に一時身を隠しながら風丸を仲間に加え、さらにその中で逃げ込んできたミクという【呼水】の人間を道連れに水尾のいる西都へと再び向かう。 水尾の魂は再会するなりラクダから身体を取り戻す。組織を裏切ってその身体の中に永遠の水源アプスの扉である『蓋』の破片を飲み込んでいた水尾はニヌガルに脅され返還に急ぐ。 水源アプスをオアシスだと誤解していた【呼水】総監と共に破片の修復をすべく『呼び蓋』本体の保管部屋に向かう。 破損した水源の入口を前にラクダは女神カルメルとして、奔流を始めたアプスの中に飛び込んだ。それによって破片を修復し、その中に巻き込まれた生あるものは死の水から解放される。 すでに死者であった麻来と水尾の魂を除いて。