あらすじ
聖人……それは、時代の節目に現れるという、女を癒す力を持った男。
淫獣と戦う乙女戦士(レディーウォーリアー)であるハイダ様を主姐(しゅしゃ)とするボク、セリエスは、同じくハイダ様の従仕(じゅうし)である、アルクス、ベルント、ダリアンと、毎日を幸せに過ごしている。
ある日、長期の遠地赴任から戻って来たハイダ様は、腕を折るという大怪我を負っていた。狼狽えるボクたち4人の従仕(じゅうし)を、ハイダ様は、大したことはない、と久し振りにボクたちと身体を重ねる。ただし、4人まとめてではなく、1人ずつ。
そして数日後。ボクはハイダ様の勤務先の軍本部に呼び出された。何事かと思ったボクに告げられた言葉は……
……ボクが、聖人? あの伝説の?
俄(にわ)かには信じがたいことだけれど、ボクが聖人というのは確からしい。
そして、ある事件をきっかけに、世界は大きく動き出す。