あらすじ

平穏な世界の裏では、他人の時間を奪いみずからの寿命とできる他時奪鬼(クロノサッカー)と、無機物の時間を“奪う”ことでみずからの寿命とできる器時吸鬼(ノスフェラトゥ)が戦いをくり広げていた。 他時奪鬼(クロノサッカー)は他人の命を奪うために、各国の機関と手を組んだ器時吸鬼(ノスフェラトゥ)に追われる立場にある。ただし、他時奪鬼(クロノサッカー)は時間を奪い尽くした人間を眷属として操れるために、必ずしも器時吸鬼(ノスフェラトゥ)の立場は有利とはいえなかった。 学校で教師が「警察から連絡があった。妹さんが事故に遭ったらしい」と和弘は伝えられる。だが、それは罠だった。が、機関員の荒張希(あらはりのぞみ)が救出にやって来てくれる。この一件で和弘は、器時吸鬼(ノスフェラトゥ)として覚醒する。 その後、和弘は本格的に組織、KODに所属するかを決めるために訓練などを受ける。そんな一方で先の事件の他時奪鬼(クロノサッカー)が復活し、都内で暴れている。その後、和弘はなし崩し的に潜入任務にくり出される。 他時奪鬼(クロノサッカー)は新たな作戦を開始する。事故をよそおって警察庁長官を心臓移植せざるをえない状況に置き、他時奪鬼(クロノサッカー)の心臓を移植する算段をつける。結果、他時奪鬼(クロノサッカー)に心を警察庁長官は乗っ取られる。その力を使い、KODへの攻撃が計画される。 他時奪鬼(クロノサッカー)の中にも穏健派がおり、和弘を見張りながら手出しせず、それぞころか警察が危ういことを和弘に知らせる。上に報告して、危機が知らされる。そんな折、学校に登校しようとした和弘たちを襲撃する者たちがいた。幼い頃に別離した兄が主犯だった。 国会議事堂が襲撃され、機関は動く。完全に警察が敵になったことが明らかになる。そして、警察庁突撃に至る。他時奪鬼(クロノサッカー)の支配下に置かれたこの場所、和弘たちや、離反他時奪鬼(クロノサッカー)が突撃する。それぞれが死闘をくり広げ、死者を出しながらも和弘の奥の手によって、敵の首魁が強敵だった兄もとろも討ち取られる。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2023/06/24
  • 現在の作品時は渇いて世界を侵す