あらすじ

「私だって本当はアイツらが嫌いなんだ」 ──今年に大学受験を控える女子高生、結城律には楽しみがあった。それは、唯一の友人である黒瀬明里が書いた小説を読むこと。 しかし、それ以外の時間は律にとって苦痛でしかなかった。家ではヒステリックな母親の暴言に晒され、学校では興味の無いクラスメイトの話に付き合わされ、目指している将来の夢も、それを支える希望も無い。彼女は自らが過ごす毎日を苦痛で無価値なものに感じていた。 そんなある日、いつものように明里から小説を渡される。しかし、それは普段とは違った〈バッドエンドの話〉だった。その小説が律の心に大きな振動を与えることになる。 ──「思う存分、私を嫌えよ、クソ野郎」 人間の持つ勇気の在処。 それを見つけた、とある少女の物語。

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カクヨム
カクヨム2023/06/25
  • 現在の作品そうして私を嫌え。