あらすじ
修学旅行で訪れた沖縄。 本島から離島へと向かってる最中に突如沈没するフェリー。 北高校2年B組の生徒約三十名は、気がつけばどこともしれない無人島に漂着していた。 「ここどこ?無人島?」 「なんで私たちのクラスだけが流されたの?」 「他のお客さんは?」 生徒たちが混乱する中、イケメンで女子人気の高いサッカー部の浜田浩平が突如としてリーダー面し始める。 「みんな聞いてくれ!助けが来るまで全員で協力することが大切だ!」 最初は温和にクラスをまとめていた浜田は、時間が経つにつれて徐々に本性を表し始める。 「まずは食糧を探そう。助けが来るまで見つけた食糧で持ち堪えるんだ!」 「いや、まず水だろ。人は餓死よりも先に水不足で死ぬんだぞ?」 「は?何君。リーダーの僕に逆らうの?」 正論を言ったつもりだった佐久間翔太は、浜田に目をつけられ、クラスの輪を乱してると難癖をつけられる。 「今は全員で協力しなきゃいけない緊急事態なんだよね。君みたいにクラスの輪を乱すやつはいらない。だから、……君追放ね」 「はぁ!?どうしてそうなる!?」 浜田によって翔太は無人島でクラスから追放されてしまうことになる。 「お願い浜田くん考え直して!翔ちゃんは何も悪いことしてないよ!」 唯一翔太を庇ってくれた幼馴染の島崎彩音の訴えも虚しく、翔太は無人島でクラスから追放されてしまう。 「ま、いいか。これで動きやすくなった」 だが追放された翔太は絶望していなかった。 翔太はサバイバルに長けており、無人島のような環境でも一人で生き延びる術を身につけていたのだ。 「まずは水場を探そう。そこを拠点として、雨風凌ぐための家作って、火起こして……罠も作ろう。動物を捕まえたらその骨で釣り針作って魚釣りをするのもいいな……お、これ食べられるキノコじゃん。ラッキー」 追放された翔太は、自らのサバイバル知識を活かして、無人島で一人自給自足生活を始める。 一方その頃、浜田たちクラスメイトたちは… 「キノコ食べたら当たった…これ毒キノコかよ…」 「くそ…喉乾いて死にそう…やっぱり佐久間の言っていたことが正しかったんじゃ…」 「魚全然捕まえられねぇ…」 「火が起こせない…夜になったらどうするんだ?寒くて死んじまうぞ…?」 ロクなサバイバル技術もなく、早くも佐久間を追放したことを後悔し始めたのだった。